高等学校教員 過去8年間の平均年収の推移
平成27年の高等学校教員の平均月収は42万円、そこから推定される平均年収は670万円(ボーナス込み)、推定時給は2,465円でした。
過去の高等学校教員の年収推移を見ますと、緩やかな減少傾向にあります。近年では年収で700万円台前半~600万円台後半、月収で45万円前後で推移しています。
高等学校の先生になるには、高等学校教諭免許状が必要になります。
高等学校教諭免許状には、一種・専修の二種類があります。免許を取得するには、大学・大学院で所定の科目を履修する必要があり、指導する科目ごとに免許が交付されます。
大学で一種免許状、大学院で専修免許状が取得できます。
高校の教員として働くには、高等学校教諭免許状取得後、都道府県や学校などで実施する教員採用試験に合格しなければなりません。
一般のサラリーマンに比べ、高等学校教員の環境は良いとされています。
週休完全2日制に加え、夏休み、冬休み、春休みなどの長期休暇、福利厚生もよく収入も安定しています。以前から学生の人気も高く、就職希望も多い職業でした。
しかし、近年の高等学校を取り巻く環境は大きく変化しました。いじめや不登校、生徒の学力低下、保護者の理不尽な要求など、頭を悩ます問題が山積しています。
さらに、少子化の影響で高校教員の収入が減少傾向にあります。上記のグラフを見ても分かるとおり、平成13年と比べると年間で100万円近く、月収で3~4万円ほど下がっています。
少子化が深刻化する今後もこの傾向は続くものとされ、給料の大幅な増加は見込めないでしょう。以前は良かった労働環境に変化が見え始めています。
順位 | 資格名 | 平均年収 | 増減 |
1 | パイロット | 1,530万円 | |
2 | 医師 | 1,098万円 | |
3 | 弁護士 | 1,094万円 | |
4 | 大学教授 | 1,086万円 | |
5 | 大学准教授 | 857万円 |
あ行
か行
看護師 | 記者 | キャビンアテンダント | ケアマネージャー | 警備員 | 研究者 | 高等学校教員 | 公認会計士
さ行
作業療法士 | 歯科医師 | 歯科衛生士 | 歯科技工士 | システムエンジニア | 自動車整備士 | 社会保険労務士 | 獣医師 | 塾講師 | 准看護師 | 診療放射線技師 | 税理士
た行
大学教授 | 大工 | タクシー運転手 | 調理師 | デザイナー | 電車運転士 | 電車車掌 | とび職 | 土木作業員
は行
パイロット | バス運転手 | パティシエ | 販売員 | 美容師 | 福祉施設介護員 | 普通トラック運転手 | 不動産鑑定士 | プログラマー | 弁護士 | 保育士 | ホームヘルパー
や行
ら行