統計元: 総務省「平成19年6月・12月期末・勤勉手当を支給」、人事院「平成19年国家公務員給与等の実態調査の結果」※1推定月収は俸給及び給与比率より推計したものです。※2ボーナスとは期末・勤勉手当のこと。(特別職は期末手当のみ)期末・勤勉手当は平均年収に含まれます。
事務次官とは、国家公務員一般職にあたり、内閣府及び各省にいる官僚(一般職)のトップのことです。つまり、国家公務員試験をパスした一般職員にとって最高位の役職となります。
事務次官は閣議による事前承認により、各国務大臣(内閣総理大臣及び各省大臣)が任命します。
国家公務員1種試験を合格し各省庁に配属された国家公務員を俗に「キャリア」と呼びます。そして、各省庁で出世レースが行われます。
一般には、係長、課長と昇進し、勝ち残った者が次長、局長へと昇進します。その中で最終的に事務次官が決まります。
こうして事務次官が決まったら、同期のキャリア組が事務次官よりも偉くならないように省から去っていきます。こうした暗黙の了解のようなルールがキャリア組の慣例になっています。
事務次官の平成19年の推定月収は196.1万円、推定年収は3010.5万円でした。
上記年収は俸給(基本給)に各種手当及び、期末手当(ボーナス)を加算したものです。
平成19年の事務次官の期末手当(ボーナス)は6月が1.6ヶ月分で314万円、12月が1.75ヶ月分で343万円でした。
ちなみに事務次官には勤勉手当は支給されません。
※年収情報は総務省及び人事院の統計データによるものですが、集計推定値にすぎません。あくまで参考程度にとどめて下さい。(詳しい算出方法に関しましては公務員のデータの統計元と算出方法をご覧ください。)
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