理容師 過去8年間の平均年収の推移
理容師とは髪のカットやヘアスタイルを美しく仕上げる職業のことです。美容師との違いは、理容師はシェービング(髭剃り)ができる点で、美容師はパーマができる点です。
ただし、理容店でもパーマを行う店もあり、美容店でも容姿を美しくするという観点から一部、レディースシェービングを行っている店もあり、両者の差は、実質的に小さいに思われます。
ちなみに理容師と美容師は統合されるという話が以前から出ていますが、具体的な話はまだ挙がっていない状態です。
平成26年の理容師(美容師含む)の平均月収は23万円、そこから推定される平均年収は284万円、平均時給は1,274円でした。
ちなみに、こちらの理容師の年収は厚生労働省「賃金構造基本統計調査」をもとに作成していますが、美容師の年収も含まれています。理容師単体の年収ではございませんので、あらかじめご了承下さい。
理容師も美容師同様、体力勝負の職業です。
はじめの1年は、シャンプーや顔ふきタオル、掃除などの雑用で終わると覚悟すべきです。また、営業時間内は、常に立ちっぱなしで、営業後にカットやシェービングの練習など修行をしなければなりません。
美容師同様、人気店、繁忙期になれば昼食もとれないことはザラにあります。体力勝負の仕事ですので、その点を覚悟しておく必要があります。
収入のモデルケースとしては、見習いの無資格者で月収12万9,000円程度、理容師免許を持ちたてで18万8,000円、数年たち、技術的に一人前になり22万6,000円程度となります。
理容師は華やかな世界ですが、一人前になるまでが厳しく、簿給の職業です。多くの見習い生が一人前になる前に辞めるため、その平均年収も低い水準にあります。
ただし、一人前になり、実力が上がれば評価してくれる世界でもあります。美容業界と違う点は、理容業界のほうが比較的、顧客年齢層が高いため、リピーターがつきやすい傾向にあります。一度、リピーターがつけば業績も安定してくるので、その分収入も上がります。
理容師をこれから目指す方は、数年を修行と思い割り切り、技術向上に向け、努力する覚悟が必要と言えます。
順位 | 資格名 | 平均年収 | 増減 |
1 | 医師 | 1,098万円 | |
2 | 弁護士 | 1,094万円 | |
3 | 公認会計士 | 717万円 | |
4 | 税理士 | 717万円 | |
5 | 不動産鑑定士 | 711万円 |
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