調理師 過去8年間の平均年収の推移
調理師とは、「調理師」の名称を用いて調理の業務に従事することができるもののことを言います。
調理師になるには、調理師学校を卒業するか、2年以上の実務経験ののち調理師試験に合格することで調理師の免許を得ることができます。
ちなみに、調理師免許を持っていなくても料理人として営業することはできます。
現に、調理師免許を持っていない料理人は数多くいます。
調理師のように、名称を用いて業務に従事する資格を”名称独占資格”と呼びます。
平成27年の調理師の平均月収は25万円、そこから推定される平均年収は331万円、推定時給は1,319円でした。
調理師の過去の年収推移をみますと、300万円台前半あたりを安定的に推移しています。
調理師の収入の目安としては、見習で月収14~19万円程度、一人前になり25万円前後が相場となります。
調理師として高収入を目指すのならば、一流レストランや料亭に就職し、実力をつける道になります。ただし、その道は厳しく、簿給の日々を覚悟しなければなりません。
例えば、朝9時からランチの仕込みを始め、店舗と厨房の掃除を終えて店を出るのが夜の10時半など。しかも、完全な徒弟の世界なので、技術の習得もままなりません。
洋食であれば、サラダやデザートなどのコールドの担当を数年やらなければ、肉や魚といったメインディッシュの調理を学ぶことはできない様です。こうした、日々を年収350万円ほどでやりくりしなければならないのです。
こうした日々を繰り返しても一流料理人になれるという保証はありません。あくまで実力主義の世界ですので、料理センスや日々の努力が欠かせないものになります。
順位 | 資格名 | 平均年収 | 増減 |
1 | 医師 | 1,098万円 | |
2 | 弁護士 | 1,094万円 | |
3 | 公認会計士 | 717万円 | |
4 | 税理士 | 717万円 | |
5 | 不動産鑑定士 | 711万円 |
法律・会計・不動産・コンサル系
弁護士 | 公認会計士 | 税理士 | 不動産会計士 | 一級建築士 | 測量士 |社会保険労務士
技術系
医療・福祉系
医師 | 薬剤師 | 理学療法士 | 作業療法士 | 看護師 | 准看護師 | 診療放射線技師 | 臨床検査技師 | 歯科医師 | 歯科衛生士 | 歯科技工士 | ケアマネージャー | ホームヘルパー
食物・生活系