サラリーマンの各種年収データを階層別に男女別のグラフでまとめました。階層ごとの年収を見ることで、収入のボリュームゾーンを把握することができます。
統計元:国税庁 平成26年 民間給与実態統計調査結果
国税庁の民間給与実態統計調査結果より階層ごとの年収データを分布グラフでまとめてみました
グラフの詳細値は下記のようになっております。
階層 |
男性(万人) |
男性割合(%) |
女性(万人) |
女性割合(%) |
100万円以下 |
91.5 |
3.3 |
326.2 |
16.7 |
100万円台 |
209.8 |
7.5 |
511.6 |
26.2 |
200万円台 |
371.4 |
13.2 |
431.5 |
22.1 |
300万円台 |
513.8 |
18.3 |
310.3 |
15.9 |
400万円台 |
487.8 |
17.4 |
175.5 |
9.0 |
500万円台 |
358.2 |
12.8 |
92.0 |
4.7 |
600万円台 |
235.6 |
8.4 |
44.8 |
2.3 |
700万円台 |
165.7 |
5.9 |
23.8 |
1.2 |
800万円台 |
112.3 |
4.0 |
12.6 |
0.6 |
900万円台 |
75.2 |
2.7 |
6.9 |
0.4 |
1,000~1,500万円 |
136.4 |
4.9 |
12.0 |
0.6 |
1,500~2,000万円 |
28.4 |
1.0 |
2.2 |
0.1 |
2,000~2,500万円 |
8.6 |
0.3 |
0.9 |
0.0 |
2,500万円越 |
10.2 |
0.4 |
0.9 |
0.0 |
統計元:国税庁 平成26年 民間給与実態統計調査結果
グラフを見ますと、男性では年収300~400万円台がボリュームゾーン、女性では年収100~200万円台がボリュームゾーンとなっています。
全給与所得者に対する年収300万円以下の割合は、男女計で40.9%(前年比:変化なし)、男性で24.0%(前年比-0.4%)、女性で65.0%(前年比-0.7%)となっています。
一方、全給与所得者に対する年収1,000万円以上の割合は、男女計で4.1%(前年比+5.1%)、男性で6.6%(前年比+6.4%)、女性で0.7%(前年比-22.2%)となっています。
全体的なボリュームゾーンとしては、200万円~400万円くらいとなっています。また、年収1,000~1,500万円台の層が突出している点も特徴的です。
年収1,000~1,500万円台が多い理由としては、中小企業の会社経営者がこの層には多くいるためです。
1,500万円を上限に所得控除の金額が変わってくるため、税金の関係上、1,500万円までに抑える経営者は多くいます。また、企業勤めの人にとっては、年収の上値がこのあたりとなります。
※当データは平成26年12月31日現在のものです。
<統計元>
国税庁「民間給与実態統計調査」
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