美容師 過去8年間の平均年収の推移
美容師になるには、厚生労働大臣が指定する美容師養成学校を卒業し、実技試験と筆記試験に合格し、美容師免許を取得することでなれます。
平成27年の美容師(理容師含む)の給料は平均月収で23万円、そこから推定される平均年収は284万円、推定時給は1,274円でした。
美容師の過去の年収推移を見ますと、200万円台後半あたりを安定的に推移しています。
ちなみに、こちらの美容師の年収は厚生労働省「賃金構造基本統計調査」をもとに作成していますが、理容師の年収も含まれています。
美容師単体の年収ではございませんので、あらかじめご了承下さい。
若い人に人気の職業である美容師。美容師は一見、華やかに見られる業界ですが、実は体力勝負のハードな一面を持っています。
美容師の業務は基本的に立ち仕事ですので1日に何時間もお店に立つことになります。
また、入店して間もない頃は雑用で1日が終わりますので、美容師本来の仕事ができません。
閉店後も技術習得のため居残りでカットの練習をします。さらに、修業時代が終わったとしても、人気店ともなると、土日は昼食がとれないことはザラにあります。
多くの美容師が辞めていくのは、そうした理想と現実のギャップがあるからです。美容師を目指す方は、まずこれを肝に銘じておかなく必要があります。
こうした厳しい業界ではありますが、悪い面ばかりではありません。
就業時代に謙虚に技術や接客を学び、売上を上げればそれなりに収入も安定しますし、美容室は全国どこにでもありますので、就職に困ることはありません。
また、技術があれば、結婚や子育て後に復帰することもできます。
美容師はもちろん、夢の独立開業も目指せます。
ただし独立の際には必須となる「管理美容師」資格を習得しなければなりません。
管理美容師とは美容師法の定めにより、2人以上の美容師が従業する美容室には、衛生管理のために1人以上の管理美容師を置かなければなりません。
管理美容師の資格は、3年以上の実務経験がある美容師が、指定の講習会を受けることで得られます。(詳しくは財団法人管理美容師試験研修センターをご覧ください。)
順位 | 資格名 | 平均年収 | 増減 |
1 | 医師 | 1,098万円 | |
2 | 弁護士 | 1,094万円 | |
3 | 公認会計士 | 717万円 | |
4 | 税理士 | 717万円 | |
5 | 不動産鑑定士 | 711万円 |
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