臨床検査技師 過去8年間の平均年収の推移
臨床検査技師とは、病院などの医療機関において様々な臨床検査を行う技師のことです。
医師が診療方針を決定するのに必要な情報を提供する役割を担っています。
従来では検査の多くを医師が行ってきましたが、しかし近年、検査の高度・複雑化により、その作業は分業され、臨床検査技師がその役割を担う経緯となりました。
平成27年の臨床検査技師の平均月収は32万円、そこから推定される平均年収は468万円、推定時給は1,843円でした。
臨床検査技師の過去の年収推移を見ますと、400万円台後半あたりを安定的に推移しています。
臨床検査技師の検査には、脳波検査・呼吸機能検査・心臓系検査などの生理学的検査や血液学的検査、微生物学的検査などがあります。
正確な診療基礎データを採取するには、より専門的な知識・スキルが求められ、医師では対応できない分野もあるなど、臨床検査技師ならではの専門性が発揮されます。
臨床検査技師の主な活躍の場は病院や保健所、クリニック、検査センターなどです。検査センターとは街の病院やクリニックなどから集められた血液などを検査する専門の施設です。
こうした背景から、資格取得者の評価やニーズは高まっており、医療の高度化が予想される今後においても、その需要は高いものと言えるでしょう。
順位 | 資格名 | 平均年収 | 増減 |
1 | 医師 | 1,098万円 | ![]() |
2 | 弁護士 | 1,094万円 | ![]() |
3 | 公認会計士 | 717万円 | ![]() |
4 | 税理士 | 717万円 | ![]() |
5 | 不動産鑑定士 | 711万円 | ![]() |
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