システムエンジニア 過去8年間の平均年収の推移
システムエンジニア(SE)とは、情報システムの設計、構築、運用に従事する職を指します。日本では企業情報システムの開発に携わるものという解釈をしています。
似た職種でプログラマがありますが、プログラマはシステムの構築のみを担当する職です。
平成27年のシステムエンジニアの平均月収は40万円、そこから推定される平均年収は591万円、推定時給は2,339円でした。
システムエンジニアの過去の年収推移を見ますと、500万円台半ば~550万円台後半あたりで推移しています。月収ベースでは36~40万円前後で推移しています。
システムエンジニアになるには特別な資格はありません。
システムエンジニアには独占資格はなく、企業間の民間競争に委ねられています。
ただし、スキルアップや企業内地位のアップのため各種資格が多数あります。
このような資格があるため、独占業務ではないにも関わらず、システムエンジニアは全体的に勉強熱心な方が多いようです。
また、全体的にシステムエンジニアは労働時間が長いとされています。
特に、設計面で優秀な方、プロジェクトマネージャーなどになると残業は多くなると言われています。
こうして専門性の高い知識、技術を学び、長時間労働にも耐えるSEですが、収入面ではなかなか報われていない印象を受けます。
基本的にプログラミングは世界共通語ですので、どの国で行っても同じです。したがって、SEやプログラマーの雇用は世界的に広がっており、その賃金も世界規模で考えられます。
世界的に見た場合、日本のSEの収入はまだまだ高い水準にあり、中国では日本の1/4、ベトナムに至っては1/10です。
企業から見れば、コストをできるだけ抑えたいのが本音ですので、こうした低賃金国のSEは非常に魅力的に見えます。
日本のSEが高い専門性を持ちながらも収入面で報われない理由にはこうした背景もあるのです。
順位 | 資格名 | 平均年収 | 増減 |
1 | パイロット | 1,530万円 | |
2 | 医師 | 1,098万円 | |
3 | 弁護士 | 1,094万円 | |
4 | 大学教授 | 1,086万円 | |
5 | 大学准教授 | 857万円 |
あ行
か行
看護師 | 記者 | キャビンアテンダント | ケアマネージャー | 警備員 | 研究者 | 高等学校教員 | 公認会計士
さ行
作業療法士 | 歯科医師 | 歯科衛生士 | 歯科技工士 | システムエンジニア | 自動車整備士 | 社会保険労務士 | 獣医師 | 塾講師 | 准看護師 | 診療放射線技師 | 税理士
た行
大学教授 | 大工 | タクシー運転手 | 調理師 | デザイナー | 電車運転士 | 電車車掌 | とび職 | 土木作業員
は行
パイロット | バス運転手 | パティシエ | 販売員 | 美容師 | 福祉施設介護員 | 普通トラック運転手 | 不動産鑑定士 | プログラマー | 弁護士 | 保育士 | ホームヘルパー
や行
ら行